■本取り組みの概要について
▼実施時期
2022年10月1日から
▼実施場所
一般社団法人会津美里町観光協会運営の観光施設「本郷インフォメーションセンター」入り口
▼実施内容
AIカメラ設置による「向羽黒山城跡」への入城者の人数カウントおよび属性分析
■本取り組みの背景について
会津美里町役場は「向羽黒山城跡」への入城者の顧客分析を行い、その解析結果をデータとして可視化することで、翌年度以降の観光推進に向けた参考値にしたいと考えています。その実現に向けた施策として、「本郷インフォメーションセンター」に『メバル』の「属性分析機能」を導入していただきました。
■『メバル』に期待されたこと
①人数カウントができること
②属性分析ができること
「向羽黒山城跡」へ入城する際に通る「本郷インフォメーションセンター」入り口に『メバル』を設置し、入城者の人数カウントと同時に性別・年齢の把握を行います。「属性分析機能」は人の後頭部を検知する機能も持ち合わせているため、2台以上のカメラを利用することにより入退場者の人数カウントが可能なことも特徴の一つです。入退場者把握のためのURLを発行しており、アクセスすると下記図(例)のようにリアルタイムの人数を把握することができます。(今回は1台のみの設置)

■「向羽黒山城跡」への入城者数や属性などを可視化し観光推進に貢献
AIカメラで得られたデータから時間帯による人数や属性の把握・分析をし、人数の増減や性別をデータとして可視化することで、翌年度以降の観光推進において変更・改善に役立つことを期待しています。
「向羽黒山城跡」は平成13年8月に国指定史跡となり、平成29年4月には日本城郭協会が選定した「続日本100名城」のひとつに選定されました。会津を見渡せるビュースポットとして親しまれている「向羽黒山城跡」のさらなる観光推進や地域の賑わいに、「属性分析機能」による人流解析で貢献いたします。

■「属性分析機能」について
人物の顔をAIが自動で捉えて、性別・年齢の分析が可能です。人数カウントだけでなく、マーケティングデータとして収集が可能になります。
小売店の販売戦略や広告戦略などにご活用いただけることを想定しており、今までアンケートなどでしか取れなかった部分をAIカメラにて代替可能となり、より高度な調査を実現します。
